家族のことまで話せる関係を求めて。
──
小澤さんはこの仕事についてどう思われますか?
小澤
この仕事は、やはり人の人生の大事な部分を
扱う仕事なので大きな責任を伴います。
これでいいやと思ったら失礼なので、
とことんいかないとダメだと思います。
この仕事って終わりがないんですよね。
──
ちなみ前職はどちらで勤務されていたのでしょうか。
小澤
オーストラリアのメルボルン、
ニューヨーク、シカゴと海外勤務を経験しました。
一貫してお客様と人と接する仕事ですね。
いろんな方々とお会いしていましたので
人との接し方という点では、前職の経験は生かされていますね。

──
海外から日本、そして異業種へ、
さまざまな挑戦をご自身が経験されて…。
小澤
そんな挑戦なんてかっこいいものではないですけどね。
ここだけの話、本当は新しいことはあまり好きではない
という自分がいるんです。
一方で、人間性を高めていくには、
新しいことにチャレンジしなければいけない
と強く思う自分もいて。
その葛藤の中で、自らを鼓舞してやっている感じもありますね。
──
外資系を希望のクライアントの
ご担当をされることも多いんですよね?
小澤
会社自体が元々外資系ですし、
名前からしてもそうですし、
そういった部分に期待して訪れる方は
やはり多いですね。
──
そのようなクライアントに対しては
得意の英語でバリバリと?
小澤
いやいや、とんでもない。
私なんかよりよっぽど上手な方が多いですよ。
教えていただきたいくらい(笑)
もちろん、英語でのオーラルやライティングといった
部分での基本的なサポートはさせていただいています。
でも、私はあくまで英文レジュメ等の書き方の
お手伝いをさせていただくということですよね。
それは英語であっても日本語であっても同じことです。
一番大切なのは何を書くか?です。
──
上手なレジュメの書き方というのはどういうものですか?
小澤
皆さん個性をお持ちですから、
それを全部なくすような、
一律で統一したフォーマットに沿った
レジュメっていうのは
私はあまりやるべきでないと思っています。

──
ある程度その人の生き方などが
固まってきてからの転職になると思いますが
それまで積み上げてきた部分を変えるということは
するべきなのでしょうか。
小澤
クライアントの考え方によって
異なると思いますが、
再就職で基本的に求められるのは
専門性なんですよね。
その部分を生かして、
いままでやってきた延長線上で仕事を探す。
しかし、それ以上に就職に大事なことは
「やる気」「専門性」「協調性」
協調性つまり、チームマネージメントです。
このへんがしっかり出せないといけないと思うので
最初にお伝えしています。
──
皆さん新しい環境への不安はお持ちかと思いますが。
その点についてはいかがでしょう。
小澤
我々は再就職が決まれば
それでいいのだというのではなくて、
再就職が決まってから、実際にその企業で働くまでの
準備も含めてここが大事ですよというお話をします。
そこまでが我々のカウンセリング業務です。
──
再就職支援を続けていける魅力はなんでしょうか?
小澤
おせっかいなんでしょうね、基本は。
やっぱり面倒臭がっていたらダメなんですよ。
秘書業務みたいなものでしょうか。
人の先を読んで、少し前をいくような形で
いろんなことを考えていくということが必要な仕事なんですね。
それは相手の人のことを、
この人はどういう仕事が向いてるんだろうか
こういう案件があるんじゃないか?とかですね。
こういうカウンセリングをすると
もっと元気になってくれて立ち向かってくれるんじゃないかとかですね。
そういうのを考えるが好きなのかも知れないですね。
──
一番うれしい瞬間というのは?
小澤
それはやっぱり笑顔を見ることですよね。
笑顔っていうのは再就職が決まることですね。
実は最近ひとり、再就職が決まったんですが、
嬉しいですよ、やっぱり。
人が喜んでいる笑顔って本当にいいですよね。
だから、それを見たいですよね。
信頼関係を築かないと成り立たない仕事ですから
家族の話とかを教えてくれるだけでも
私はうれしいなと思いますね。